あすかたの理念
健康的であること
お客様のよき理解者であること
本当の「良いもの」を追求すること
意味と価値を考えること
現在世の中では、使い捨て文化が浸透し大量に廃棄される服があります。その数は約1,000,000 t / year (※1)と推計され、およそ33億着に相当する量といわれています。
昨今の世界では様々なものが進化してきていますが、アパレル業界はいまだ取り残されているようです。しかし少しずつでも、変わらなければならない時がきているのは間違いありません。
服を安く提供するためだけに、消費者の声が届いていない服を大量生産する、そんな従来のやり方は根本的におかしいと感じるのは、私だけではないはずです。
自分たちの首をしめているこの仕組み自体に、誰しもが疑問を抱きはじめています。
しかし、生産者だけの問題ではないのも明らかです。
お客様と呼ばれる彼らは価格を見ると、途端に色眼鏡のマジックにかかります。
価格を基準にした彼らたちは、そこに製品本来の、生地の風合い、ストーリー、創造性が排除されていきます。自分の思う価格に出会い、そこで初めて製品を見るという、本末転倒な状況が発生します。そして彼らたちは色眼鏡をかけている限り、良い製品に出会えることはなく、質の悪い製品ばかりを買っていくことになります。
両親が作ってくれるごはんを見てすぐに、どれだけお金がかかっているのか考える人はいないでしょう。なぜモノを買うときには人は色眼鏡をかけてしまうのでしょうか。それはいきすぎた資本主義や、大量廃棄の時代に生きているからかもしれません。
服に限らず生産する側と購入する側、お互いに哲学的な進化が必要に感じます。
意味のあるモノづくりをしているブランドは、かならず価値が生まれます。
あすかたは、これからの時代を考えたモノづくりをしていきたいと考えています。地球にとっても人にとっても健康的で、意味と価値を大切にしてします。
内野
参考URL : ※1 新電力ネット https://pps-net.org/interncolumn/clothes-recycling