㊴パターンメーキング検定「シーチング準備」

パターンメーキング2級の実技練習を行う際、私は試験日と同じ行動が出来るように、毎回同じ寸法のシーチングを用意し、毎回練習前に地の目を通してアイロンをかける、ということをしていました。そうです。私は、とにかく「緊張しい」です。なので、同じ行動をすることによって、緊張を出来る限り減らそうと、練習時でも戦略を立てることにしたのです。その時に負担を軽くできた一つは、毎回同じシーチングを用意するというものです。

同じシーチングを用意することの重要性

「こんなこと、わざわざブログにする必要あるの?」と思う人がいるかもしれません。ですが、頭ではわかっていても、実際に紙におこして毎回同じ作業をしてみると、想像以上に頭への負担が少ない行動だとわかるのです。これは、実際に私が感じたことです。

パターンメーキング検定時と同じシーチングを準備しよう!

PM2シーチング準備ノート

当時のノート@ASUKATA Photo

これから実際に、私が準備していたシーチングの寸法を紹介します。ただし、ご自身で実際に準備するときは、あくまで参考程度に、自分のやりやすい寸法に変えていただけたらと思います。

準備するのは「ドレーピング用」と「トワル用」の2種類

平面製図で行う場合はトワル用のみの準備になります。

<ドレーピング用>

シーチング準備1-1
シーチング準備1-2

 ※衿は縦が地の目、横は縦に対する直角線です

<トワル用>

トワルシーチング準備2
トワルシーチング準備2
トワルシーチング準備2

   ※衿は縦が地の目、横は縦に対する直角線です

私の場合は、見頃と衿をドレーピングし、袖は平面製図で作図しました。袖もドレーピングをする場合はさらにシーチングを準備する必要があります。

ぜひこの寸法を参考にして、自分の使いやすい寸法を作り、練習を重ねてみてください。試験当日の緊張感は、まるで違うものになると思います。

2024/5/12 記 ASUKATA 

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