パターンメーキング2級の実技練習を行う際、私は試験日と同じ行動が出来るように、毎回同じ寸法のシーチングを用意し、毎回練習前に地の目を通してアイロンをかける、ということをしていました。そうです。私は、とにかく「緊張しい」です。なので、同じ行動をすることによって、緊張を出来る限り減らそうと、練習時でも戦略を立てることにしたのです。その時に負担を軽くできた一つは、毎回同じシーチングを用意するというものです。
同じシーチングを用意することの重要性
「こんなこと、わざわざブログにする必要あるの?」と思う人がいるかもしれません。ですが、頭ではわかっていても、実際に紙におこして毎回同じ作業をしてみると、想像以上に頭への負担が少ない行動だとわかるのです。これは、実際に私が感じたことです。
パターンメーキング検定時と同じシーチングを準備しよう!
当時のノート@ASUKATA Photo
これから実際に、私が準備していたシーチングの寸法を紹介します。ただし、ご自身で実際に準備するときは、あくまで参考程度に、自分のやりやすい寸法に変えていただけたらと思います。
準備するのは「ドレーピング用」と「トワル用」の2種類
平面製図で行う場合はトワル用のみの準備になります。
<ドレーピング用>
赤線:縦は地の目、横はBL(バストライン)の目安位置です
※衿は縦が地の目、横は縦に対する直角線です
<トワル用>
赤線:縦は地の目、横はBL(バストライン)の目安位置です
※衿は縦が地の目、横は縦に対する直角線です
私の場合は、見頃と衿をドレーピングし、袖は平面製図で作図しました。袖もドレーピングをする場合はさらにシーチングを準備する必要があります。
ぜひこの寸法を参考にして、自分の使いやすい寸法を作り、練習を重ねてみてください。試験当日の緊張感は、まるで違うものになると思います。
2024/5/12 記 ASUKATA